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楽トレは痩せない?本当の効果とメカニズムを経験者が語ります

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楽トレで痩せる・痩せない論争は整骨院やパーソナルジム界隈でよく繰り広げられている論争です。

しかし、楽トレで痩せないと言っても実際に楽トレを受けて痩せている人が存在することは事実。この事実の受け止め方が専門家の間でも分かれているのです。

本記事では、これから楽トレを受けようかご検討中の人に「楽トレの本当の効果」をお伝えさせていただきます。この記事を読み終わるころにはご自身が楽トレを受けるべきなのか?受けないべきなのか?が見えてくるかもしれません。

この記事の監修者
TAKUMI
  • 現接骨院院長(ゆらぎ整骨院)
  • トレーナーの活動経験豊富(医療機関やジム)
  • 多くの健康グッズ監修経験
目次

楽トレの効果を論文&消費者庁の情報をもとに考察

楽トレは「EMS」という電気刺激を使ったアプローチが特徴です。

この「EMS」には様々な研究がされており、結論から申し上げますと「EMSで痩せる派」と「EMSでは痩せない派」の研究結果が発表されています。

つまり、調べれば調べるほど「結局楽トレって痩せるの?痩せないの?」という沼にハマってしまうのです。

消費者庁も注意喚起をしている

EMSへの風向きが変わったのは2020年3月。

消費者庁から発表された「EMS機器の販売事業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令について」では、EMSを使用して痩せたという広告を掲示していた4社に対して「根拠がない」などの理由から措置命令を発動しています。

この流れを境目に「EMSではダイエット効果がない」という内容の記事もよく目にするようになったことは紛れもない事実です。

EMSは本当に痩せないのか?

消費者庁の発表からEMSに対しての見方が一部の人たちの間で変わってきたことは確かです。

しかし、必ずしもEMSを全否定するものではなく、EMSで痩せるか?痩せないのか?を証明することが非常に難しいということに過ぎません。

つまり「EMSで痩せるの?」という質問に対しては「はっきりとした科学的根拠ないが痩せている人が居ることも事実」という回答がもっと適していると考えます。

楽トレで痩せるメカニズムとは?

楽トレだけで痩せることは難しい。

筆者は楽トレを提供している整骨院で働いていた経験もあるうえに、実際に楽トレを使ったこともあります。そんな筆者は「楽トレだけで痩せることは難しい」と思っています。

しかし、実際に楽トレを受けて痩せている人がいることも紛れもない事実。もちろん筆者も多くの楽トレ利用者が痩せていく姿を目にしています。

では、なぜ楽トレだけで痩せることが難しいにも関わらず、楽トレを受けた人は次々と痩せていくのでしょう?それには以下のような理由が考えられます。

\楽トレで痩せるメカニズム/

  1. 食事&運動療法も実施している
  2. 楽トレを受けたあとに運動をしている
  3. 高額の先行投資によるモチベーションの増大

食事&運動療法も実施している

近年では様々なダイエット方法が出回っていますが、最も大事なことはいつの時代でも変わらず「食事&運動のコントロール」です。これだけはこの先も変わることはありません。

いくら楽トレをしても、家に帰って甘いものばかり食べていては痩せることはありませんし、いくら楽トレをしても日常生活で全く運動しなければ痩せることは難しいです。

実際に楽トレを受けて痩せた人も「食事&運動のコントロール」をしっかりと行っている人が結果を出しています。楽トレは「食事&運動のコントロール」のなかの運動を手助けする補助的な役割に過ぎません。

楽トレ受けたあとに運動をしている

楽トレをはじめとしたEMS(電気刺激)は筋肉を電気刺激により刺激・収縮させる作用があります。楽トレを受けたあとの筋肉はEMSの電気刺激により血行が促され筋肉の温度が上昇している状態です。

この状態のときにウォーキングやエアロバイクなどの有酸素運動を行うと通常よりも短時間で効率よく脂肪を燃焼してくれる効果が期待できます。

実際、楽トレを受けて痩せている人のほとんどが「楽トレだけ」ではなく「楽トレ+運動」を行っています。

高額の先行投資によるモチベーションの増大

楽トレの相場は「1回3,000~4,500円」で週2回通ったとすると「月30,000~40,000円」近い費用が掛かります。

また、多くの人が1回あたりの金額が安くなる理由から回数券を購入するため初回に「50,000~200,000円」と高額な支払いをする人も少なくありません。

高いお金を払えば払うほど人間心理としては「元を取らないと!」という心理が働きます。この想いをダイエットに置き換えると「絶対に痩せなければ!」と自分にプレッシャーを与える状態です。

このプレッシャーが良い状態に働くと、モチベーションが高くなり自ずと食事&運動のコントロールが上手くいきやすくなることで痩せていきます。

楽トレはコスパが悪い?

ここまでご覧いただくと、楽トレに対して肯定的な印象を受ける人と否定的な印象を受ける人に分かれるはずです。

では、筆者は実際に楽トレに対してどちらの印象を持っているかといえば「否定的」な印象を持っています。その理由は実にシンプルで「楽トレはコスパが悪すぎる」からです。

すべてを自分で行えば格安で済む

「30分寝たままで9,000回分の腹筋効果」

楽トレでよく見る宣伝文句ですが、実際には先述したように食事や運動のコントロールが必ず必要です。

つまり、ダイエットにおける楽トレの存在は補助的な役割とモチベーションを保つ起爆剤のようなもの。この存在に1回3,000~4,500円も支払うのはコスパが悪すぎます。

  • 食事制限は楽トレは関係なく自分の意志で行う必要があります。
  • 運動は家の周りを歩く、家で自重トレーニングをすれば無料です。
  • EMSマシンは自分で買えばいい。

近年では高性能なEMSマシンは市場に山ほど出回っています。高性能なEMSマシンでも販売価格は「30,000~50,000円」と楽トレを受けに整骨院などに通うよりも断然安く済むのです。

高いマシンを自分で購入すれば元を取るためにモチベーションがあがります。同じモチベーションがあがるのであれば少し安く済むうえ、自分の物としてEMSマシンが残る方法を選択する方がコスパは良いのではないでしょうか。

費用次第ではパーソナルジムに通える

【楽トレの相場】

1回あたりの料金約3,000~4,500円程度
1回あたりの時間約30分程度

もちろん、1回受けるだけで痩せることはありえないため楽トレでは何度も通う必要があります。

ほとんどの施設では回数券を販売しており、回数券を買うことで1回あたりの料金が安くなるメリットもあります。しかし、それでも50,000~200,000円ほどの費用が発生するため高額な支払いになってしまいます。

200,000円近い費用が掛かるのであればパーソナルジムに通うことができます。

パーソナルジムではプロのパーソナルトレーナーによる運動指導&食事指導をマンツーマンで受けることができるためダイエットの成功率も高いです。

運動をしながら痩せるため健康的に綺麗な痩せ方が期待できるため、本気で痩せたい人であればパーソナルジムも選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

楽トレのメリット&デメリット

楽トレを含む「健康系マシン」には当然ながらメリット&デメリットがあります。

楽トレのメリット

楽トレのメリットは以下のとおりです。

  • 寝ているだけで筋トレ効果を得ることができる
  • 実際に多くの成功者が居る
  • 有酸素運動効果が向上しやすい

基本的に、楽トレ中は仰向けで寝ておくだけで特に何もすることはありません。施設によっては、テレビやDVDなどが完備されていることもあり退屈することなく過ごすことができます。

実際に、多くの人が楽トレによって「痩せた」「ダイエットが成功した」という成功談を聞くこともあり、一時期に比べると利用者数は少し減少傾向ではありますが、楽トレ人気はまだまだ続いています。

また後ほど詳しく説明をしますが、楽トレを行うことで有酸素運動が効果的に行えることが分かっており、このことが楽トレで痩せるメカニズムの大きなカギを握っています。

楽トレのデメリット

楽トレのデメリットは以下のとおりです。

  • 楽トレだけでは痩せない
  • 費用が高額
  • 回数券押売り・返金トラブルなども多数…

楽トレを受けるだけで劇的に痩せるということは現実的には厳しく、あくまでも痩せるための多くの手段のうちのひとつに過ぎません。

また費用も高額で、結果的にパーソナルジムに通う方が安く済む場合もあります。

最も重要なデメリットが回数券。半ば強引に売りつけられたのにも拘わらず「返金・返品ができない」というトラブルは全国各地で行っています。

【楽トレを受ける前の注意点】こんな施設は要注意!

もし「楽トレを受けてみたい」とお考えの人は以下のような施設には十分に注意をしてください。

回数券を強引にすすめる施設は要注意

整体院やサロンなどにおいての回数券トラブルは後を絶ちません。楽トレのように、複数回の利用が必要なメニュー対して回数券を販売している施設は多く存在します。

もちろん、回数券にも多くのメリットもあります。しかし、多くの施設の場合で「回数券の返品・返金には応じない」という対応をとっています。

訪問販売や電話勧誘販売など、不意打ち的な勧誘による契約や複雑な契約などの場合、クーリング・オフ制度が設定されていますが、自ら店舗に出向き購入した場合については、特定商取引法に関する法律の対象ではないため、クーリング・オフ制度は適用されません。また、契約書面の交付義務も課されていません。

整体院で購入した回数券のクーリング・オフは?|相談したい|横浜市消費生活総合センター (yokohama-consumer.or.jp)

整体院などで購入した回数券に関してはクーリングオフ制度の対象外となるため施設側が回数券の返品・返金に応じる必要はありません。つまり、悪い言い方をすれば施設側としては「売ったもの勝ち」となるわけです。

そのため、なかには回数券をガンガン勧めてくる施設もあります。このような施設の心情的には「売ってしまえばこっちのもの」という心情が働いているケースがあるためご注意ください。

筆者のおすすめとしては「回数券はできるだけ買わない」という方法を推奨します。何度か通って「ここのスタッフも信用できるし、楽トレも自分に合っている」と思った時に回数券を買うことを検討してみても遅くはありません。

コスパ重視の皆さまには自宅EMSがおすすめ

自宅EMSで効率よく痩せる。

コロナ禍において在宅で簡単に使えるEMS商品が増加しています。近年では家庭EMS機でも十分にハイクオリティな商品も販売されているため、わざわざ施設まで行く自体は終わりに近づいてきているかもしれません。

SLIMPAD

SLIMPADのココが凄い!

  1. 独自パルスで深層筋にまで届く
  2. 12種類の刺激パターン
  3. ハイクオリティ&低価格

中周波帯をベースに低周波ブレンドした独自のパルスを構築することにより、表面の筋肉だけでなく奥深い深層筋にもアプローチすることができるEMSパッドです。

強度は15段階・12種類の刺激パターンという業務用でもハイクオリティなレベルの性能を「3万円台」で自宅で思う存分使用できるというありがたい商品です。

セットでお買い得

MYTREX W FIT PRO

FITPROのココが凄い!

  1. 深層筋に届くEMS
  2. 720回/分のパワフル振動
  3. 乗りながらエクササイズができる

脂肪燃焼の効果が期待できる振動+筋トレ効果を発揮してくれるEMSの複合型マシン。このうえに乗りながらスクワットやチューブ系のトレーニングを行うとトレーニング効果も格段にあがります。

価格も3万円代と、楽トレを受けることを考えたらリーズナブルにおさえることができる点も◎。

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最後に

楽トレを受ける・受けないを最終的に決断するのは自分自身です。どんな決断を下したとしても、あなたが目指している身体を手に入れることができるよう願っております。

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