整体院に行くときは「ジャージなどの動きやすい服装が理想」ということは広く認知されているはずです。しかし、仕事帰りや用事の途中に整体院に行くことになったときに「このままの服装で行っても良いのかな?」と迷った経験がある人も少なくないでしょう。
今回は、整体院を15年以上経営している筆者が「整体院に行くときの服装」についてをくわしく解説させていただきます。この特集記事をご覧いただけば整体院に行く服装で迷うことはなくなります。
整体師が嫌がる服装
まずは多くの整体師が「できれば着て来て欲しくない」と思っている服装からご紹介させていただきます。
ジーンズ
圧倒的1位はジーンズです。おそらく多くの人がスカートを予想されていたかもしれませんが、スカートよりもジーンズを嫌がる整体師は多く筆者もそのひとりです。
ジーンズを嫌がる理由はストレッチ性がないことにつきます。施術中は膝を曲げることや、股関節を広げることなど下半身周りを大きく動かすことが多いためストレッチ性がないジーンズは致命的です。
また、膝や脚に低周波などの物療器をあてるときにもジーンズのようなストレッチ性がない服装だと苦労することもあるため整体師としては着て欲しくない服装のひとつです。
スカート
スカートはジーンズとは違い、施術自体にはとくに影響はありません。むしろ施術がしやすい服装とも言えます。しかし、多くの整体師がスカートを嫌がる理由はみなさんもご承知のとおり下着が見えてしまうことです。
これは施術がしやすい・しにくい以前の問題です。なかには「私は気にしませんので」と仰る利用者さんも居ますが、利用者さんも、整体師も自分の身は自分で守るという観点から言えば避けた方が良い服装であることは間違いありません。
スーツ
スーツは、ジーンズやスカートと比較すると嫌がる度合は低めです。しかし、整体師がスーツを嫌がる理由は「シワになる、汚してしまう」など、気を使ってしまうことにあります。
とくにブランド物の高いスーツや、シワひとつないワイシャツなどを着用されていると「施術しづらいなぁ」と感じるのが正直なところです。
作業服・運動着
作業着や運動着は施術を行うこと自体には支障はありませんが、泥や砂などが多く付着している場合はベッドが汚れてしまうという理由からできれば避けて欲しい服装のひとつではあります。
しかし、仕事中や部活中に身体を痛めてしまった場合など緊急性が高い場合などはその限りではありません。
ストッキング
整体のなかには物療で電気治療を行う施設もあります。また、不調がある部分を直接触って確かめたい場合などにストッキングを着用されていると施術の妨げになる可能性もあるため、できるだけ避けていただきたい服装のひとつです。
矯正下着・着圧
締め付けの強い補正下着や着圧系の服などは施術の効果を半減させるだけでなく、身体の状態を確認するときの妨げとなるため着用は避けていただきたい気持ちが正直なところです。
男性が整体院へ行くときの理想の服装
男性が整体院へ行くときの理想的な服装は以下のとおりです。
- Tシャツ
- ポロシャツ
- スウェット
- ジャージ
- ハーフパンツ
- ゆったりとしたズボン
男性の場合、基本的にストレッチ性のある服装を着用して頂ければ問題ありません。また、電気治療や直接クリームなどを不調部分に塗る場合も考えて少しゆとりのある服を着用して頂くことをおすすめします。
女性が整体院に行くときの理想の服装
- Tシャツ
- スウェット
- シャツ
- ジャージ
- ガウチョパンツ
- ストレッチ性のあるズボン
女性の服装も、男性と同じようにストレッチ性があり、少しゆとりのある服装が理想的です。男性の場合であれば、施術のしづらい格好だった場合には肌着になっていただくことができますが、女性の場合はなかなか難しい場合があります。そのため、全体的にゆとりのある服を着用していただくことがスムーズな施術につながるためおすすめです。
よくある質問
整体院へ行くときの服装に関してよくある質問をまとめました。
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