整骨院の断り方|回数券勧誘や次回予約を角を立てず断る方法を整体師が解説

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通っている整骨院をそろそろ変えたい…

どうしても回数券や次回予約を断りきれない…

整骨院・鍼灸院・整体院(以下整骨院で統一)へ通っていると、「断りたい」という場面によく遭遇しませんか?

  • 良くなったから通院を断りたい
  • その場の次回予約を断りたい
  • 回数券の購入を断りたい

こんな「断りたい」に遭遇したとき、早い話がきっぱり断ってしまえばよいのですが、日本人の性格なのか「断りづらい…」「角が立ちそうで嫌…」「雰囲気が悪くなりそう…」などの遠慮から上手く断れない人が多いのです。

とはいえ、だからと言って通いたくもない整骨院へ通って買いたくもない回数券を買うのは損以外の何ものでもありません。

本ページは、そんな心優しき遠慮深い人たちへ「整骨院の断り方」を当サイト編集部で実際に整骨院を経営中のライターが現場の本音も交えながら解説させていただきます。

目次

整骨院の次回予約を断る方法

考える医療従事者

整骨院の次回予約を断る方法について解説します。

この場合、まずはあなたの心づもりが以下のどちらかによって方法が変わります。

  • 次回予約を断って通院自体を辞めたい
  • 次回予約は断りたいが通院は続けたい

では、ひとつずつ方法をお伝えしていきます。

次回予約を断って通院自体を辞めたい(フェードアウト)

次回予約を断って通院自体を辞めたいときは以下の方法をおすすめします。

  • 予定が分からないので連絡すると言う。
  • 調子が良いので様子みると言う。
  • 2~3週間後の予約を一旦とる。

予定が分からないので連絡すると言う

最も一般的な方法は、次回の予約を取らずに「また行ける日が分かったら連絡します」と言って、その後連絡をしなければ通院を辞めたことになります。

この方法は「角が立つのでは?」と心配になる人も多いですが、まったくそんなことはありません。

実は、整骨院側も「予定が分からないので連絡します」と言われると、もう来ないのかなと察しがつきます。なかには、それでも粘って次回予約を取らせようとする整骨院も存在しますが、もし断り切れない場合は一旦予約を取ってしまう方法もあります。(キャンセルポリシーは十分に確認のうえ)

調子が良いので様子を見ると言う

調子が良いので様子を見ます。と伝えて通院を辞める方法も一考です。ただし、この方法は多くの整骨院が食い下がります。

例えば、「今調子が良いからと言って油断すると次はもっと酷くなりますよ」「調子が良くても定期的にメンテナンスをしないとダメですよ」などと言葉巧みに次回予約を取ろうとします。

それでも、様子をみると貫いて言える人には良い方法ですが、少し自信がない人は「予定が分からない」と言うほうが無難です。

2~3週間後の予約を一旦とる

次回予約をその場で断れない、または断らせてくれない雰囲気を出される場合は、一旦先の予約をとったのちにキャンセルする方法があります。

この方法は決して正しい方法とは言えませんが、昨今の整骨院の次回予約の強要は院によっては目に余るものがあります。ゆえに、断りづらい人にとってはその場で強気に断ることができずに予約をとってしまうケースが少なくありません。

そんなときは一旦予約をとってのちに電話でキャンセル旨を伝えましょう。もし、自分で断りづらい人はご家族や知人にお願いして予約を断る方法もあります。

ただし、院でキャンセルポリシーを設けている可能性もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

次回予約は断りたいが通院は続けたい

次回予約は断りたいが通院は続けたい場合の方法は以下のとおりです。

  • 予定が分からないと言い分かり次第予約を取る
  • 自分のペースで通いたいと伝える。
  • 回数券を買う。

通院の継続の意思がある場合は、その場で予約がとれなくてもその後しっかりと予約をとれば整骨院側としては何も問題ありません。ただし、通院を継続する場合は、整骨院が提案する通院ペースを守ったほうが結果は出やすい傾向にあります。

回数券の購入を断る方法

回数券の場合、購入をしてしまえば多くの場合で返金が効かないため、購入前に何とか断る必要があります。おそらくあなたが苦手な「断る」という作業ですが、ここは頑張るしかありません。それでも、断り方次第ではしつこく勧誘されてしまう可能性があるため、以下のような断り方を実践してみてください。

端的に断る

  • 「要りません」
  • 「購入しません」
  • 「ごめんなさい」
  • 「辞めておきます」

断るときは端的に伝えると効果的です。

例えば、「う~ん。ちょっと次の予定も分からないし…今回は辞めておきます」のような断り方をすると、「いやいや、有効期限も長いですし今買っておいたほうが絶対お得ですよ」という返しをされます。

一方、端的に断って購入の意思がまったくないことを示すことで整骨院側の食い下がりを防止できる可能性高くなります。

家族に相談しますと伝える

  • 私だけでは決断できないので家族に相談します
  • 高い買い物なので夫に聞かなければ分かりません

このように自分のみで決断できない旨を伝えるのも効果的です。

整体院へ通うのを辞めたくなる理由とは

頭を抱える女性

整体院への通院を辞めたくなる理由は人それぞれですが、とくに多い理由としては以下の5つが代表的です。

  1. 悩みが解消した
  2. 悩みが解消しない
  3. 担当スタッフが変わった
  4. 担当スタッフとの相性が悪い
  5. 施術料が高い・値上がりした

いずれの理由も整体院へ通うのを辞めたい理由としてはまっとうです。

様々な整体院が存在するなかで、なかには利用者さんが不快な思いをしてしまう整体院があることも残念ながら事実。そのため、何のうしろめたさを感じることなく堂々と通うのを辞めて問題ありません。

これだけは声を大にして言わせてもらいます。

「どこに通うのも利用者さんの自由。辞めるも続けるも利用者さんの自由」です。

整体院へ通うのを辞めるときの注意点

整体院へ通うのを辞める判断は利用者さんの自由です。

ただし、以下のことを注意しておくことをおすすめします。

  1. 予約のドタキャン&スルーはしない
  2. 回数券の払い戻しはできない場合が殆ど
  3. 辛辣過ぎる口コミは書かない

予約のドタキャン&スルーはしない

とくに多いケースですが、次回の予約を取ったあとに「もう通いたくない」と思ったときの行動として、予約をドタキャンやスルーしてしまう利用者さんがいます。

これは、整体院の利益に関わる問題となるため絶対に辞めていただきたい行動です。

通うのを辞めることは利用者さんの自由ですが、整体院に損失をもたらすような行動は避けることが望ましいため、ドタキャンやスルーはモラルを守るという意味からも避けておきましょう。

もし、予約を取ったあとに「もう通いたくない」と思ったのであれば、前もって予約のキャンセルを申し出ることが望ましく、どんなに遅くても前日までの連絡を心掛けるようにしましょう。

回数券の払い戻しはできない場合が殆ど

回数券を販売している整体院は多いですが、途中で通うのを辞めたいと思っても、回数券の払い戻しはできない場合が殆どです。

訪問販売や電話勧誘販売など、不意打ち的な勧誘による契約や複雑な契約などの場合、クーリング・オフ制度が設定されていますが、自ら店舗に出向き購入した場合については、特定商取引法に関する法律の対象ではないため、クーリング・オフ制度は適用されません。また、契約書面の交付義務も課されていません。

整体院で購入した回数券のクーリング・オフは?|相談したい|横浜市消費生活総合センター (yokohama-consumer.or.jp)

残念ながら整体院などの施術所においてはクリーング・オフの適応もありません。

回数券に関しては、1回あたりの施術料金が安くなるため「買って良かった」と喜ぶ人がいる反面で「買わなければよかった」と後悔する人もいます。

つまり、回数券を買うときは、その場の勢いやスタッフに押売りされたから買うという行動は避けることが得策で、しっかりと検討を重ねたうえで購入することがおすすめです。

辛辣過ぎる口コミは書かない

口コミを書くことは自由ですが、あまりにも辛辣すぎる内容や事実無根の口コミを書いてしまうと、名誉棄損や営業妨害などに該当する場合があるため注意が必要です。

また、整体院側もある程度、誰が口コミを書いたのかの目星はつきます。

もちろん、整体院側に何か至らない点などがあった場合には口コミで指摘することは問題はありませんが、とくに辛口のコメントをするときは一度気持ちを落ち着かせて、本当に公開しても問題のない口コミか考えてから投稿するようにしましょう。

まとめ

整体院へ通うのを辞める方法をお伝えさせていただきました。

もっとも良い辞め方は「お互いに不利益をもたらさない辞め方」です。

また、良い整体院は利用者さんを無理に引き繋いでおこうとせずに、通院頻度の間隔をあけてくれたり、意思をその都度利用者さんに聞いてくれます。

みなさんが良い整体院に巡り合うことができるよう当サイトも微力ながら情報発信を続けていきます。

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