「1日の疲れがすべてふくらはぎに集まっているのでは?」と感じてしまうほど、ふくらはぎのだるさに悩まされている人は多いはず。
ふくらはぎの疲れを取るためには様々な方法が存在することは、この記事をご覧のみなさまもネット検索などを用いて情報をを仕入れていることでしょう。
今回は、そんな「ふくらはぎの疲れが取れない」とお悩みのみなさまにマッサージガンを使用してふくらはぎの疲れを取る方法をご紹介させていただきます。
マッサージガンでふくらはぎの疲れを取る効果的な使い方
ふくらはぎの疲れやだるさを取るためのマッサージガンの使い方で最も大事なことはマッサージガンを「あてる位置」です。とくに以下の位置には必ずマッサージガンをあてるようにしてください。
ふくらはぎは骨などにあたる危険性がないため基本的にどこにあてても気持ちよく感じる場所ではありますが、的確な位置にマッサージガンをあてることにより効果的にふくらはぎの疲れを取ることができます。
腓腹筋にあてる
アタッチメント | 丸型・平型 |
強度 | 中度 |
- つま先に力を入れると腓腹筋の位置が分かります
- 境目の部分を入念にマッサージガンを当ててください
足底筋にあてる
アタッチメント | 平型 |
強度 | 低~中度 |
- 足裏から踵側にかけてマッサージガンをあてる
- 踵側は筋肉が少なく骨に響きやすいため低強度がおすすめ
ふくらはぎ全体にあてる
アタッチメント | ワイド型 |
強度 | 中~強度 |
- ふくらはぎ全体にマッサージガンをあてる
- 適度に気持ち良い強度であてる
疲れが取れないマッサージガンの使い方&注意点
高強度・長時間の使用は厳禁
マッサージガンをふくらはぎに使用するときは「ほどよい力・ほどよい時間」を意識するようにしましょう。
強度設定はご自身が強いと感じるひとつ手前で少し物足りなさを感じる強さがおすすめ。時間は10~15分ほどの使用を意識して使用してみてください。
マッサージガンを使って返ってふくらはぎが痛くなったという人の多くはマッサージガンの使用方法を間違えている人が殆どです。力任せに長時間使用をすると、ふくらはぎにも大きな負担を掛けてしまうため必ず「ほどよく」を意識して使用することをおすすめします。
入浴後の使用が効果的
マッサージガンをふくらはぎに使用するときは「入浴後」の使用がおすすめです。
入浴後は全身の血流が促進された状態で筋肉や靭帯などもリラックス状態にあります。そこでほどよい強度と時間でマッサージガンをふくらはぎにあてることで疲労回復の効果がより期待できるためおすすめです。
ただし、就寝直前にマッサージガンを使用することはおすすめできません。就寝直前にマッサージガンを使用すると血流が促進され過ぎて体温が上昇する可能性があります。
就寝直前の体温は少しずつ下がっていくことが質の高い睡眠をとるためには大切になるため、入浴は就寝の2~3時間前に済ませておき同じタイミングでマッサージガンを使用することをおすすめします。
ふくらはぎの痛みを感じたら即中止
マッサージガンをふくらはぎに使用するときに「痛み」を感じた場合は直ぐに使用を中止してください。
痛みの感じた方は人それぞれのため一概に痛みを感じた場合直ぐに使用を中止しなければならないわけではありませんが、痛みが強い場合や、刺すような痛みを感じた場合は使用を直ぐに中止するようにしてください。
また、いつもよりふくらはぎのむくみが酷い場合や静脈瘤などの症状が出ている場合は独断でマッサージガンを使用することは絶対に辞めましょう。まずは専門の医療機関で検査を受けたうえで担当の医師に相談をしてみることをおすすめします。
安すぎるマッサージガンは逆効果
マッサージガンをふくらはぎに使用するときに安すぎるマッサージガンは逆効果です。
多くの人が「安いマッサージガンは威力が弱い」と認識していますが違います。威力が弱いのであれば、正直なところ安いマッサージガンをふくらはぎにあてても効果がないだけのため筆者としてもとくに止めることはありません。
安いマッサージガンでも威力が強いマッサージガンはあります。問題はストロークが不安定なことに加えてヘッドの作りが陳腐なものが多いことです。
ストロークとはマッサージガンの上下(ピストン)運動のリズムや幅のことで、安いマッサージガンはこのストロークが非常に不安定です。ストロークが不安定だと、一定のリズムで筋肉を刺激できないため筋肉にとっては負担となります。
また、ヘッドの作りも安いプラスチック製の素材を使用していることが多いため硬すぎで筋肉を傷めてしまうリスクがあるためおすすめできません。
マッサージガンとフットマッサージャーの違い
アプローチ方法の違い
方法 | |
---|---|
マッサージガン | 叩打法 |
フットマッサージャー | 揉捏法 |
マッサージガンではヘッダーを上下にピストン運動のように動かすことにより一定の部位を叩くようなアプローチができる「叩打法」に似た方法が用いられています。
一方でフットマッサージャーでは揉み玉を動かすことにより一定の部位を揉むようなアプローチができる「揉捏法」に似た方法が用いられています。
どちらも代表的な「手技」のひとつですが、より安全な方法として用いられているのは叩打法です。
使用可能範囲の違い
使用可能範囲 | |
---|---|
マッサージガン | ほぼ全身 |
フットマッサージャー | ふくらはぎ~足 |
マッサージガンでは使い方次第では全身の殆どの場所に使用することができます。例えば、首や腰周囲への使用はもちろんのこと、お腹や顔にも使用することができるオールマイティな点が特徴です。
一方でフットマッサージャーはその名前のとおり脚専用のマッサージ機のため基本的にはふくらはぎ~足周囲への使用しかできません。
ふくらはぎにマッサージガンを使うときによくある質問
筆者は自身の整体院でもマッサージガンを置いて使用しています。多くの利用者さんが効果を実感するなかで実際に利用者さんからいただいた質問をお伝えさせていただきます。
- 脚が痩せることはないの?
-
マッサージガンを使用するだけで脚が痩せることはありません。ただし、日頃のトレーニングや食事制限と組み合わせることによって間接的にダイエット効果を高めてくれる効果は期待できるかもしれません。マッサージガンとダイエットの効果についての詳細はこちらから。
- むくみはとれる?
-
効果がまったくないとは言いきれませんが、むくみの原因は多岐に渡るためマッサージガンを使用すれば一概にむくみがとれるとは言い難いです。日常的にふくらはぎにむくみがでるときは専門の医療機関でくわしい検査を行うことをおすすめします。
- 高いマッサージガンほど効果が高い?
-
数千円の安いマッサージガンはおすすめしませんが高ければ高いほど良いわけでもありません。実際、筆者が使用している「BODYPIXEL SE」は定価20,000円ほどのマッサージガンですが十分に効果を発揮してくれています。
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