高齢の女性より若い女性が来た方が嬉しいでしょ?
若い女性を優先して予約入れることあるでしょ?
整体院・整骨院・鍼灸院・揉みほぐし店などをはじめとした施設において、上記のような質問をされることがよくあります。
筆者自身も15年以上整体院を経営しているなかで同じような質問を何度も受けてきました。そこで、今回は実際に整体院などのスタッフは若い女性が来ることをどう思っているのか?筆者の15年の経験と周囲の同業者の本音をまとめてご紹介させていただきます。
また、女性が安心して整体院などの施設に通うことできるように「安心な施設の選び方」も合わせてご紹介させていただきますのでよろしければ最後までご覧ください。
整体院に若い女性が来たときは「少し嬉しい」が本音
若い女性が来たときの反応は正直なところ「少し嬉しい」という気持ちはあります。しかし、この「少し嬉しい」という意味は決して下心のような感情ではなく以下のような理由からの感情です。
同世代への親近感からの嬉しさ
多くの整体院の利用者層は中高年層が多い傾向にあります。そのため若い女性と接する機会がなく、たまに若い女性が来ると少し嬉しさを感じることがあります。
ただし、この嬉しさは「同世代」という感情から来るものであるためアラフォーの筆者も20代の頃は20代の女性が来ると嬉しさを感じていましたが、現在では30~40代の女性が来ると同世代としての親近感のようなものを感じます。
若い女性への期待からの嬉しさ
経営者の目線から言えば「若い女性」の発信力に期待する意味での嬉しさがあります。
昨今の若い女性はSNSを駆使して多くの人に情報を発信してくれるため、整体院などの宣伝にも大きな影響を与えているのが現状です。そのため、若い女性が来ることで更なる新規顧客の獲得が期待できるため自然と嬉しさがこみあげてきます。
整体師の下心はないの?
若い女性が来て「絶対に下心はありません」と言っても納得していただけない人も多いでしょう。これは筆者が経験した話と、実際に女性利用者さんからお伺いした話ですが、以下のようなケースも実話として存在します。
若い女性には必ず院長(先輩スタッフ)が担当する
複数のスタッフがいる整体院では、誰を担当するかは院長や先輩スタッフに決定権がある場合が殆どです。
そのため、若い女性を担当するのは必然的に院長や先輩スタッフになる場合が殆どというケースがありました。
合コンの誘いを受けた
女性利用者さんのなかには「合コンしましょうよ!」と施術中に誘いを受けた人もいました。
何度か通って関係性ができていればまだ理解はできたようですが、2回目あたりで合コンに誘われたことには驚かれていた様子でした。
わいせつ?きわどい施術をされた
若い女性が来たことに嬉しさを感じても、わいせつをするという犯罪行為をすることは言語道断です。もちろん、殆どの整骨院などの施設ではそのようなことはありえません。
しかし、実際に筆者自身もわいせつを疑うような施術をされたというお話を伺うこともありますし、実際に事件化されているケースもあるため残念ながらごく一部の整体院でこのようなことが起こり得ることは確かです。
女性が安心して通える整体院の探し方
もちろん大前提として若い女性でも誰でもおなじように施術を行う施設が大半です。それでも、やはり女性がひとりで整体院に行くということに不安を抱えている人も少なくはありません。
念には念をという意味を込めれば、女性が整体院を利用するときに安心・安全な整体院を探すためには以下のポイントをおさえることをおすすめします。
- 女性スタッフ在籍の整体院
- オープンな作りの整体院
- ひとり整体院を避ける
一番は女性スタッフが在籍する整体院に行くことです。昨今では女性の施術者も多く、女性スタッフが在籍する整体院では殆どの場合、お願いをすれば女性スタッフだけを担当にすることができます。
また、個室空間ができる整体院よりもオープンなつくりの整体院の方が安全は高くなります。ただし、同時にリラックスできないというデメリットも発生するためご注意下さい。
実際に整体師によるわいせつが事件化されているケースの殆どが、スタッフがひとりの整体院です。閉ざされた空間でふたりきりになってしまうというシチュエーションをつくらないことも安全性を高める方法としておすすめします。
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最後に
最後に施術者の立場から一言だけお伝えさせていただきます。
多くの施術者は、目の前の不調で苦しんでいる方を何とかしたいという想いで施術にあたっています。もちろん、施術者もひとりの人間ですから全ての利用者さんを一定の感情で施術することは不可能です。
ただし、感情は一定でなくとも安定した施術の提供を行うことがプロの仕事です。このプロの仕事ができない一部の施術者のせいで、若い女性が整体院に行きづらくなることがないようこれからも情報発信をさせていただきます。
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