トゥルースリーパーで腰が痛い人が「次に買うべきマットレス」

2023年3月6日

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次は何を買えば良い？

15年以上、整体院で多くの利用者のお話を聞いてきましたが、トゥルースリーパーに対して高い評価を口にする人は正直少ない印象を持っています。

よく受ける相談は「現在トゥルースリーパーを使用しているけど腰が痛いから、次に買い替えるときのおすすめマットレスを教えて欲しい」という内容のものです。

期待を込めて購入したトゥルースリーパーで、思ったような効果が出なかったときに「一体私はどんなマットレスを使えば良いのか…」と途方に暮れてしまう気持ちになるのも無理はありません。

今回は、そんな人に向けて「トゥルースリーパーで腰が痛い・合わなかった人が次に買うべきマットレス」を分かりやすく解説させていただきます。

トゥルースリーパーで腰が痛い人が買い替えるべきおすすめマットレス

まずは結論から。

トゥルースリーパーで腰の痛みが悪化した人やトゥルースリーパーが合わないと感じた人が次に買うべきおすすめマットレスは以下の4つです。

「各マットレスの特徴」「どんな人が選ぶべきか」などの詳細は本記事下部にてご紹介しています。また気になるマットレスの「くわしく解説」からもジャンプすることができます。

くわしく解説

くわしく解説

くわしく解説

トゥルースリーパーで腰が痛くなる原因

トゥルースリーパーで寝ると腰が痛くなる人の原因は以下のようなものが考えられます。

お尻が沈む
寝返りがうちづらい
睡眠の質が下がる

お尻が沈む

トゥルースリーパーは低反発マットレスのため柔らかめのウレタン素材で作られています。身体にフィットする寝心地は気持ちが良い反面で、お尻が沈み込んで腰の痛みの原因となることがあります。

寝返りがうちづらい

身体にフィットするトゥルースリーパーでは、寝返りをうつときに支点となるお尻や背中に力が入りづらいため寝返りがうちづらいと感じる場合があります。

寝返りをスムーズにうてないことは、筋肉や関節に負担を掛けてしまいため、結果的に寝起きの腰の痛みや体のだるさに繋がることがあります。

睡眠の質が下がる

寝心地が良いと感じて購入したトゥルースリーパーでも、実際には睡眠姿勢が崩れやすいことや、熱が身体にこもりやすいことで睡眠の質が徐々に低下していく可能性があります。

睡眠の質が下がると、筋肉や軟部組織を思うように休ませることができないため腰痛をはじめとした様々な不調の原因となります。

トゥルースリーパーよりも反発性が高いマットレスがおすすめ

冒頭でおすすめさせて頂いたマットレスは、トゥルースリーパーよりも反発性が高い「高反発マットレス」と分類されるものです。

これまでトゥルースリーパーのような低反発マットレスが自身の身体には合っていると信じていた人もいらっしゃるでしょう。では、なぜ筆者が低反発マットレスよりも高反発マットレスをおすすめするのか？その理由は以下のとおりです。

寝返りがうちやすい(重要)
身体を過保護にし過ぎない(重要)
通気性が良い

高反発マットレスの方が「寝返りがうちやすい」

低反発マットレスよりも高反発マットレスの方が寝返りがうちやすい理由は反発力です。

例えば、仰向けから横向きへ寝返りをうつときには「お尻・背中」が支点となり寝返りをうちます。このときに支点の土台となるマットレスが柔らかく反発力が低い低反発マットレスと、硬く反発力が高い高反発マットレスでは高反発マットレスの方が寝返りがうちやすいことは明らかです。

寝返りは「レム睡眠・ノンレム睡眠の切り替え」や「同じ姿勢で身体が硬くなることを防ぐ」効果がある睡眠中の大切な動きです。そのため、寝返りをスムーズにうつことができる高反発マットレスは質の高い睡眠をとるためにも、腰痛予防のためにもおすすめのマットレスだと言えます。

眠りの豆知識

「私、寝返りうたないタイプなの」と仰る人が居ますが、寝返りは理想の睡眠ができていればうつものです。うたない理由として「スペースや物などがあるせいでうてない環境」や「マットレスなどの影響でうてない環境」などにより次第に寝返りをうつことを身体しなくなった可能性が考えられます。つまり、寝返りをうたないタイプなのではなく「寝返りうてなくなってしまった」という表現が正解です。もちん今からでも環境やマットレスの見直しで寝返りをうてるようになることは可能です。

身体を過保護にし過ぎない

寝心地の良さと身体への良さは比例しません。

低反発マットレスを選ぶ人の多くが「寝心地の良さ」を理由に購入をしますが、このように人の身体は、甘やかされることに心地よさを感じる傾向にあります。

しかし、人の身体は甘やかされると甘やかされた分だけ衰退していくのです。低反発マットレスのように、全身にフィットした全身を包む込みような感覚のマットレスで寝ることは心地よさから人間の苦痛に感じるセンサーを鈍らせます。

そのため、寝返りをうつことを忘れたり、寝ている間に身体を動かさないことで筋肉や関節が硬くなりやすくなることで腰の痛みを感じるリスクが高くなります。

一方で、高反発マットレスでは適度な硬さと反発力で適度に体へ負担を掛けてくれます。結果的にこの負担が寝返りをスムーズにし、筋肉や関節が硬くなることを防ぐため質の高い睡眠をとることが可能です。

眠りの豆知識

寝具店でマットレスを買うと「寝心地の良さ」を一番の決め手にしやすい傾向にあります。しかし、ご説明したように寝心地の良さと身体への良さは比例しません。昨今、通販マットレスの売れ行きが伸びているのも、結果的に寝心地の良さを決め手に購入できないことが良い方向に働いていることが要因のひとつとしてあげられます。

通気性が良い

トゥルースリーパーは全身へのフィット性が売りのため、どうしても熱がこもりがちになります。更にウレタン系のマットレスは比較的通気性が良くない傾向にあるため、フィット性と素材のダブルで熱がこもりやすい原因を作ってしまっています。

寝ているときの深部体温は下がることで質の高い睡眠をとることができます。そのため寝ているときに身体に熱がこもることは質の高い睡眠に悪影響を及ぼすことは明らかです。

一方、高反発マットレスでは全身へのフィット性という面では適度な熱の逃げ道ができるため熱がこもりにくい特徴があります。また、寝返りをスムーズにうつことができる点も大きなメリットです。

眠りの豆知識

冬場になると電気毛布を使用される場合もあるかもしれません。昨今の電気毛布はタイマー機能が付いているものが多いため一晩中ONにするよりも就寝中はOFFにしておくよう設定することをおすすめします。またマットレスにより電気毛布の使用可否が異なりますので詳しくは一覧表をご覧ください。

腰痛対策ばっちりのおすすめマットレス紹介

それではここからはトゥルースリーパーの買い替えを検討されている人におすすめのマットレスをご紹介させて頂きます。

モットン

＼こんな人におすすめ／

寝返りをうてない人・頻度が少ない人
硬めの寝心地に苦手意識のない人
お試し期間がないと購入が不安な人

モットンの高品質性は当施設でも実証済です。そのため自信を持ってモットンは良いマットレスだとおすすめできます。特に寝返りのうちやすは当施設での検証結果でも群をぬいた高評価となっており、腰痛対策のために作られたマットレスだというのも納得です。公式サイトからの購入に限り90日間の返金保証も付いている点も購入者としては助かりますね。