「尾てい骨がマットレスに当たって痛くて眠れない」
「仰向けで寝るとお尻が痛い」
わたしの経営する整骨院にも、このような悩みを抱えている方からの相談をよく受けます。
とくに、痩せている方に多い「尾てい骨(お尻)がマットレスに当たって痛い問題」
本ページでは、15年以上整骨院を経営する筆者が、尾てい骨がマットレスに当たって痛いときの解決方法をわかりやすくお伝えさせていただきます。
快適な眠りを取り戻すための方法を一緒に探っていきましょう!
- 現整骨院院長(ゆらぎ整骨院)
- メディカルフィットネス施設勤務経験
- 15年以上整体&睡眠改善相談を行う
尾てい骨がマットレスに当たって痛いときの対処法
尾てい骨がマットレスに当たって痛いときに手軽にできる解決方法を紹介します。
マットレスの向きを変える
マットレスの向きを変える方法は、手軽にできる尾てい骨がマットレスに当たって痛いときの解決方法です。
マットレスの向きを変えることを「ローテーション」と言いますが、ローテーションを普段していないマットレスは、お尻や背中があたる箇所にへたりや凹みが生じている可能性があります。
へたりや凹みがあると、眠っているときの姿勢が崩れやすいほか、底付き感から尾てい骨の痛みにつながる可能性があるため早急にローテーションなどの対処が必要です。
ほとんどのマットレスは、上下の向きを変えても問題なく使用できます。
また、リバーシブルタイプのマットレスだと裏表の向きを変えても使用ができるため、1~2週間に1回はマットレスをローテーションさせてへたりや凹みを防ぎましょう。
ただし、現在へたりや凹みが生じてしまっているマットレスの場合、ローテーションで尾てい骨の痛みが和らいだとしても、マットレスの寿命は限界にきているため、できるだけ早い買い替えをおすすめします。
膝にクッションを置く
膝にクッションを置くと、尾てい骨の痛みが和らぐ場合があります。
理由は、尾てい骨に掛かる「圧」です。
膝にクッションを置くと、仰向けで寝るときの腰の反りが軽減され、尾てい骨に感じる圧が軽減され痛みを感じにくくなります。
方法は簡単で、両ひざの裏に高さのあるクッションを置くだけ。通販サイトなどで専用の膝クッションも販売されていますが、はじめのうちはバスタオルなどを丸めても十分に代用品として使用できます。
敷パッドを敷く
ローテーションや膝クッションでも思うように尾てい骨の痛みが和らがない方は「敷パッド」を敷いてみましょう。
敷パッドとは、現状使用しているマットレスの上に敷く薄いパッドのことです。
クッション性の高い敷パッドを敷くと、普段のマットレスよりも寝心地が柔らかくなり、尾てい骨の痛みが和らぐことがあります。
敷パッドの種類はさまざまですが、尾てい骨の痛みがある場合は2~3㎝ほどの少し厚手の敷パッドがおすすめです。
マットレスを買い替える
もっとも効果が期待できる方法は、マットレスを買い替える方法です。
マットレスには硬さや反発力の違う様々なマットレスが存在しますが、お尻に圧が集中しやすいマットレスを使用してしまうと尾てい骨の痛みを感じやすくなってしまいます。
そのため、マットレスを選ぶときは寝心地で選ぶのではなく、お尻に圧が集中しにくいマットレスを選ぶようにしましょう。
専門的な言葉を使うと「体圧分散性に優れたマットレス」という表現を用いることが多いです。
当施設(整骨院)の来院者様に代表的なマットレスを使用していただきアンケートをとった結果は「モットン」「エムリリー」が寝心地が良く体圧分散に優れたマットレスという結果でした。
尾てい骨がマットレスに当たって痛くなる原因
尾てい骨がマットレスにあたって痛くなる原因はマットレスだけではありません。
とくに以下の原因は尾てい骨がマットレスに当たって痛くなる原因となりやすいため注意が必要です。
痩せ型
痩せているとお尻につくお肉が少ないことでマットレスが直接骨にあたるような感覚があります。
単純にお尻につくお肉が少ないことによる痛みの場合は、体重の増加によりお尻まわりの肉づきがよくなると痛みが軽減する場合がありますが、過度な体重増加を行うと腰痛や生活習慣病のリスクを高めてしまうためおすすめできません。
運動不足
日頃の運動不足も尾てい骨がマットレスに当たって痛くなる原因になります。
理由はお尻の筋肉です。普段から運動習慣のない方はお尻の筋肉が衰え細くなり、尾てい骨がマットレスに当たりやすくなります。
筋肉は25歳前後を境目に衰退していき、なかでも下半身の筋肉の衰えは顕著なため、日頃から運動などを意識的に実践しなければ筋力が衰退してゆく一方です。
骨盤の歪み
骨盤の歪みがあると尾てい骨がマットレスに当たって痛くなる原因になります。
理由は単純に骨盤の位置関係が変わるからです。
本来であれば、寝ているときに尾てい骨がマットレスに強く当たることがない場合でも、骨盤が歪むことで強く当たるようになる場合もあるでしょう。
骨盤が歪むほとんどの原因は自身の姿勢です。脚を組んだり、横座りをしたりなどの不良姿勢は骨盤だけでなく全身のバランスを崩してしまうため今すぐにでも辞めることをおすすめします。
尾てい骨が痛くなりにくい「おすすめマットレス」を柔整師が厳選
尾てい骨が当たって痛くなる対策としてマットレスを買い替える場合のおすすめマットレスをご紹介します。
モットン
\モットンの特徴/
- 寝返りがうちやすい
- 反発力が高い
- 返金返品保証が付いている
140Nがおすすめ
尾てい骨がマットレスに当たって痛いときにモットンをおすすめをする理由は「寝返りのうちやすさ」です。
尾てい骨がマットレスに当たって痛い理由のひとつには、寝返りが思うようにうてないことで常に尾てい骨に負担が掛かることが考えられます。
しかし、モットンの寝返りのうちやすさは当施設の来院者さまに実際にモットンに寝てもらいアンケート結果として実証済みです。
また価格もお手頃で、シングルサイズは4万円をきります。
高品質なマットレスを低価格で購入できることもモットンをおすすめする理由のひとつです。
硬さも140・170・270Nから選ぶことができますが、痩せ型の人には140Nをおすすめします。
もし、他の硬さが良いと感じた場合はサイズ変更も行うことができるため安心です。
サイズ | 価格 |
---|---|
シングル | 39,800円 |
セミダブル | 49,800円 |
ダブル | 59,800円 |
※公式サイトのみ90日返金保証付
モットン(motton)
39,800円(税込)
※価格はシングルサイズ
NELLマットレス
\NELLマットレスの特徴/
- 安価のコイルマットレス
- 通常の倍以上のコイルで体圧分散性抜群
- 120日間のトライアル制度
普通の購入すると10万円は超えることの多いコイルマットレス。
NELLマットレスは約1,734個のポケットコイルを使用しており、多くのホテルで使用されている某ポケットコイルマットレスのコイルの倍以上を使用しているにもかかわらず価格は7万円台です。
多くのコイルを使用することで、体圧を分散してくれるため尾てい骨に圧力が集中することがないため痛み軽減の期待もできます。
トライアル制度も充実しており、使用14日後から120日後の期間内であれば返品・返金に応じてくれます。また、返品時に掛かる送料も負担してくれる内容は他のマットレスではなかなか見られないお客様ファーストの会社です。
サイズ | 価格 |
---|---|
シングル | 75,000円 |
セミダブル | 76,500円 |
ダブル | 89,250円 |
クイーン | 130,000円 |
キング | 150,000円 |
※120日間トライアル制度
NELLマットレス
75,000円(税込)
※価格はシングルサイズ
イウォーヌIWONU
ここがおすすめ!
- 硬さをカスタマイズできる
- 優しい寝心地+反発力
- 120日間トライアル制度
IWONUマットレスが尾てい骨がマットレスに当たって痛いときにおすすめのマットレスの理由は180N・120Nの硬さを裏表の変更によって自由に変えることができる点です。
しかも、三分割構造のため、お尻だけを柔らかくして背中や脚は硬くするなどのカスタマイズできます。
表層の中綿により寝心地は高級ホテルのベッドのような感覚。返品送料も負担してくれる120日間トライアル制度が設けられている点もおすすめの理由です。
IWONUの商品情報
セミシングル | シングル | セミダブル | ダブル | クイーン | |
---|---|---|---|---|---|
寸法 | 横80㎝×縦195㎝×厚さ22㎝ | 横97㎝×縦195㎝×厚さ22㎝ | 横120㎝×縦195㎝×厚さ22㎝ | 横140㎝×縦195㎝×厚さ22㎝ | 横160㎝×縦195㎝×厚さ22㎝ |
価格 | 66,000円 | 77,000円 | 88,000円 | 99,000円 | 110,000円 |
※120日間トライアル制度
イウォーヌ(IWONU)
77,000円(税込)
※価格はシングルサイズ
最後に
尾てい骨がマットレスに当たって痛いときの原因や対処法についてお伝えさせていただきました。
様々な対策をしても尾てい骨がマットレスに当たって痛い場合や、痛みやしびれが強くなっている場合などは、最寄りの医療機関などの専門性の高い施設へ一度相談してみましょう。
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